シンプルモータコントローラG2は、ブラシ付きDCモータ1台を制御できるモーターコントローラです。小型で数百ワットを供給できるモータドライバが組み込まれており、モータを使うさまざまな装置で使用できます。
使い方として、5つのインタフェースから制御できます。
シンプルモータコントローラG2は、インターフェイスや制御方法は同じで、動作電圧や供給電流の違う4種類が販売されています。
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このチュートリアルでは、シンプルモータコントローラG2の基本的な使い方を試していきます。
詳細な使い方は、Pololu ユーザーガイド(英語版)をご覧ください。
Pololuから無償提供されているソフトウェアとドライバをダウンロードして、インストールします。現在は、Windowsのみ対応しています。
ダウンロードしたzipファイルを展開し、setup.exeを実行します。
確認しながらNextをクリックしていけばインストールが完了します。
もしインストールに失敗するときは、setup.exeを右クリックして「管理者として実行」を選択して実行してください。
次に、USB経由でシンプルモータコントローラG2を、USBケーブルでPCに接続します。Windowsがモータコントローラを認識し、ドライバーを読込み使用できるようになります。
Windowsスタートメニューから、「G2」と検索して、Simple Motor Control Center G2を起動します。
ウィンドウ左隅のConnected to:の横に「18v15#34FF-xxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxx」のように表示されていることを確認します。ソフトウェアが接続しているモータコントローラのバージョンとシリアル番号を示しています。
複数接続しているときは、ドロップダウンリストから使用するモータコントローラを選択できます。
「Not connected」と表示される場合は、トラブルシュート(英語版)を確認してみてください。一般的に、再インストールや再起動すると認識する場合があります。
制御するモータを接続し、モータの定格にあった電圧の電源やバッテリーを接続します。(シンプルモータコントローラG2の定格範囲内の電源(6.5V~)を接続してください。)
電源を接続していない時は、ウィンドウの下に「Motor stopped because VIN is disconnected」と表示されます。電源を接続すると、「Motor stopped. Press Resume to start」へ変わります。
ウインドウ左下のResumeボタンをクリックすると、「Motor stopped. Press Resume to start」の表示が消えます。
Manually set speedのスライダを左右に動かすと、モータが回転します。スライダを離すと、自動的にモータは停止します。
今回は、ソフトウェアのインストールから、実際にモータを回転させるまでをやってみました。さまざまな入力インタフェースに対応しているモータコントローラですので、次回からインターフェースを活用して、モータを制御していきます。